脳の老化の防止

老化が進んでくると、人間の体にはいたるところにガタが来るようになります。筋肉、内臓、それは脳にもあらわれます。歳を重ねて老化が進むと、脳の神経細胞が減少していきます。記憶力の低下、物忘れが始まり、症状が重くなると認知症なども起ります。

 

脳細胞は、一度死んでしまうと増加しません。脳が、再生することはありえないのです。しかし、老化防止により、脳の若返りは出来ます。

 

老化防止で一番大切なことは、脳を使うことです。考えることです。ここであげた、｢考える」は、難しいことを考えるのではなく、脳を活性化させる方法なのです。

 

たとえると、脳をトレーニングするゲームソフトがあります。これは、記憶力を鍛えることもできるので、脳の老化の防止に役立ちます。音楽を聴く、新しいことを学ぶ、なども脳の活性化に効果的です。

 

また、運動も、とても効果的な方法です。体を動かすことで、脳には色々な刺激がきます。これが、老化の防止になるのです。毎日、刺激がなくワンパターンな生活を送ると、脳は老化していきます。

 

いつも、洗顔を先にするのを歯磨きから始めてみる、入浴の手順を変えるなど、小さくても意識的に変化をつけることが重要です。小さな変化でも、脳の活性化に繋がります。毎日ちょっとずつ、変化させましょう。

 

食事にも、十分気をつけなければいけません。ブドウ糖は、脳の栄養分です。糖分は、しっかりと摂取しなければいけません。

 

糖尿病などを恐れて、十分な糖分をとらないでいると、脳は栄養不足になり、老化の進みが速くなります。